活動報告(ブログ)

一般質問

株式会社コーミンと大東市の関係を整理する|第三セクターと公民連携の違い

令和8年6月23日 大東市議会 一般質問

株式会社コーミンと大東市の関係を整理する
第三セクターと公民連携の違い

「コーミンが行う事業は、すべて公民連携なのか?」
地域包括支援センターの委託と、morinekiなどの公民連携事業を分けて整理します。

一般質問テーマ「株式会社コーミンと市の関わり方について」
株式会社コーミンと大東市の関係、第三セクター・公民連携・地域包括支援センターの違いを整理した図解

第三セクター、公民連携、市の委託事業の違いと、株式会社コーミンの位置づけを図解しています。

株式会社コーミンは、大東市が出資してきた法人で、まちづくり、公民連携、地域健康分野など複数の事業に関わっています。 そのため、市民から見ると「第三セクター」「公民連携」「市の委託事業」が同じもののように見えやすくなります。 令和8年6月議会では、地域包括支援センターを例に、市と会社の関係をどのように整理しているのか確認しました。
BASIC まず「会社の属性」と「事業の手法」を分ける
≠
公民連携

「行政と民間がどう事業を行うか」という手法

大東市条例では、公民連携を、市民全体の利益を最大化するため、 民間と市が連携して公共サービスの質的充足を図ることと定義しています。

つまり、完全な二者択一ではありません

「第三セクター」は法人の位置づけ、「公民連携」は事業の進め方を表すため、 一つの会社が第三セクターでありながら、公民連携事業に関わることもあります。 重要なのは、個々の事業がどの制度・手続・契約に基づいて行われているかを分けて見ることです。

TWO CASES コーミンの事業を2つに分けて見る
🏘️

morineki・北条地域まちづくり

大東市は、morinekiを公的資産を活用した公民連携のまちづくりとして位置づけています。 北条地域まちづくり第2期事業でも、条例に基づく実施方針を議会に提出し、 株式会社コーミンを特定公民連携事業推進法人として決定しています。

🏥

地域包括支援センター

議会答弁では、市長が「地域包括支援センターは市の事業を委託しているもの」であり、 受託している株式会社コーミンについては「第三セクターとしての位置づけ」と説明しました。

令和8年6月議会|市の整理

地域包括支援センターは「市の委託事業」

市長答弁では、地域包括支援センターについて 「市の事業であり、それを委託している」「受けているのは第三セクターとしての位置づけ」 と整理されました。一方、北条のまちづくりや独自に展開する事業については、公民連携事業として捉えているとの説明でした。

TWO PERSPECTIVES 議会で示された2つの見方

市側の説明

第三セクターであることを理由に、市から委託を受けられないわけではない。 地域包括支援センターの前回公募では複数事業者が応募し、プロポーザルの結果、 株式会社コーミンが受託者として選定された、という説明です。

中村はるきが議会で示した問題意識

市が関与する第三セクターと、純粋な民間事業者が同じ公募に参加する場合、 公平な競争条件になっているかを確認する必要がある。 また、まちづくり、公民連携、福祉委託の関係を市民や議会に分かる形で整理すべきだ、という問題提起です。

NAKAMURA HARUKI’S POSITION 中村はるきの主張

「コーミンだから良い・悪い」ではなく、立場とルールを明確にした上で、公平に競争できる仕組みへ。

① コーミンの位置づけを明確にする

まちづくりを担う出資法人なのか、一般の委託事業者として福祉事業まで担うのか。 事業ごとの位置づけ、責任、行政との関係を明確にし、市民と議会に共有することを求めています。

② 民間と同じ競争条件をつくる

第三セクターが公募に参加する場合でも、参入条件、契約期間、人材確保、価格算定などについて、 他の民間事業者が参入しやすい公正・透明な条件を整える必要があると考えています。

③ 公民連携のルールを一貫させる

大東市の公民連携条例は、公平性・透明性、官民の役割と責任の明確化を掲げています。 事業の名称や担い手によって説明が変わるのではなく、共通の考え方で整理することを求めています。

④ 参入しやすい選定方式へ

地域包括支援センターは専門職確保のハードルが高い事業です。 公募開始から事業開始までの期間や契約期間などを見直し、 より多くの事業者が参入できる環境を整えることが重要だと考えています。

NEXT SELECTION 次の地域包括支援センター選定で何が変わる?
📣
公募前から
広く情報提供
⏳
契約期間・準備期間を
参入しやすく検討
⚖️
公平・透明な選定と
多様な事業者の参入
令和8年6月議会で市は、次期地域包括支援センターについて約25人規模の体制を想定している一方、 専門職確保などが参入のハードルになり得ると認識していると答弁。 公募に先立つ情報収集の機会や、契約期間・事業開始までの期間を含め、 多くの事業者が参入できる方法を検討すると説明しました。

公式資料で確認する

公民連携の定義、morineki、地域包括支援センターの選定結果などは大東市の公式資料で確認できます。

「誰がやるか」だけでなく、「どんなルールでやるか」を明確に。

第三セクターと公民連携は、同じ言葉ではありません。 会社の位置づけ、事業の制度、契約、議会との関係を整理し、 市民に分かりやすく説明できる仕組みになっているかを、今後も議会で確認していきます。

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